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サボテンのハンドメイド+日常雑記

自称オカマよ。ハンドメイド作家(笑)もどきの手作り雑貨と日常の話するわ。毒舌よ。

サボテンのハンドメイド+日常雑記

ハンドメイドは仕事にできるのか?考えてみた。

ハロー。

ブームがなんとなく落ち着いて、セミプロ・職人気質な人たちが前へ出てきている印象を受けるハンドメイドサイト。

特にcreemaではカバンやガラス細工、照明や家具など、普通ではちょっと制作が難しいジャンルを扱う作家さんをよりピックアップしている感じがしたわ。

「ハンドメイド」がどこからどこまでかっていう議論もあると思うけど、手作り品販売で生計を立てられるのかどうか、今日は少し考えてみることにするわよ。

(ここではオンラインでの販売のみを主眼として記事を書いてみたけれど、イベント出店やリアル店舗に置いてもらう交渉が出来れば、その分収入はもちろん増えるわ)

「生計を立てられる」額とは?

人によって生活スタイルは様々。一人暮らし・既婚・介護中・実家暮らしなどなど、必要なお金は十人十色だから一概に「生計を立てられる額」を定義するのは難しそう。

サラリーマンだと、20代は大体手取り15~25万くらいの幅で生活しているはずよ。一人暮らしだと、月ごとに必要なお金は大体10~15万。家賃5万、光熱費1万、食費2万でギリギリラインかしら。。

データが少ないからきちんとした分析はできないんだけど、ハンドメイド界隈では月間10万円以上を売り上げるというのが目安みたいね。よく見かける。

でもこれ売上高だから、経費引いたら生計を立てられるかどうかはまた別問題よ。

ハンドメイド作家さんがどういう暮らしをしているか判らないけど、まず要介護者や扶養家族を抱えながらその選択をしている人は少なそうよね。

そして、一人暮らしの人。こちらは副業としてやっている人が多いんじゃないかしら?あくまで推測だけど…

あとは既婚者の方々。一定の収入が既にあるから、(それに頼るかどうかは別としても)精神的には安心してハンドメイドを続けられるわね。そこから本気になって仕事として…というステップが、さっきの2タイプに比べると踏み出しやすそうなイメージ。
もちろん、ご家族の理解があってのことでしょうけど。

どの生活形態だとしても、ハンドメイドだけで生計を立てられる人。それは職人さんじゃないかしら。
一定額を毎月売り上げるならファン獲得が必要だし、つまりは質も担保されているはず。その質を保つためには、ある程度の設備投資や元手が要ると思うから、急に思い立ってハンドメイド始めましたって感じではなさそうよね。
恐らく工場や技師さんと提携して、いいものを生み出しているからきっちりとした(高級品としての)値段をつけて販売が出来るわけで。

ちなみに、食べ物ジャンルについては見当がつかないわ…
最近クックパッドがふざけたレシピを掲載したままにしていて非難を浴びているけど、minneやcreemaでは大丈夫なのかしら?
元々お店をしている人がオンラインストアとして使っている場合なら、とってもいい販路拡大だと思うんだけどね。

www.huffingtonpost.jp

話がそれちゃったけど、ハンドメイドで生計を立てられる額は、一人暮らしなら手取り10万~15万以上かなって思うわね。
(少ない?あたしはそれくらいで暮らしてるんだけどなぁ。。)
既婚者の方々も、バイトやパートの場合、月に稼ぐお金ってそれくらいじゃないかしら。

(もちろん既婚者でも正社員や派遣の人も今は多いと思うけど、その場合はそもそもハンドメイドは副業扱いなので除外)

 

minneで月間10万円以上売り上げる作家は1,400人のみ

現実的にはたったこれだけよ。しかも売上。
詳細は↓を見てもらえれば。(2017年3月23日掲載)

shopping-tribe.com

登録作家数は1年で12万人以上増加し、32万9千人に。出品された作品数は累計519万点となっている。なお、月間10万円以上売り上げる作家は1,400人超で、昨年から200人近く増加した。 

数字を見る限り、市場自体は大きくなっているみたい。creemaは海外販売もやってるし、pinkoiとかetsyもあるし。

これからまだまだ成長するのかもしれないけど、百貨店すらドンドン閉鎖する日本の消費低迷の中じゃ、どうなるかはわからないわね。

月間10万円超え作家 1400人÷登録作家数 32万9千人=0.4%

minneはメディアに対して「ハンドメイド作家は新しい働き方」として提案しているけど、その境地に至るのは早すぎるわね。
せめて全作家数の30%くらいいってもらわないと、「やっぱり一部の職人だけが稼げるジャンルなのかな…」としか思えない。

昨年から増えた登録作家数 12万人÷昨年の登録作家数 20万9千人=57%増

昨年から増えた月間10万円超え作家 200人÷昨年の月間10万円超え作家 1200人=16%増

登録作家数に比べても、10万円超え作家の増加率は少ないわね。

作家にとって役立つデータを出して欲しい

で、この10万円超え作家の制作ジャンルはなんなの?
その人は副業なの?ガチの職人なの?
そこが知りたい。

大手ハンドメイドサイトは登録作家数や売上高だけを声高に喧伝するよりも、作家の売上を底上げする・既存の作家を育成する施策をもう少し考えて欲しいわね。

例えばどのカテゴリでの売上の伸びがいいのか、とかのデータを公開することは難しいのかしら。

そのカテゴリが自分に適しているかどうかは未知数だけど、どんな商売だって綺麗事抜きにすればお金が必要だから行われてるわけじゃない。
(そしてそれって全然悪いことじゃないし。ボッタクリじゃなければね)

つまり、本来は全然需要のないジャンルに作品出しまくりたくないわけよ。みんなが欲しいと思ってるところにぶっこみたい。

そうすれば欲しい人に欲しいものが届く確率も高くなるしね。

それに、お客さんが欲しているものが分かれば自分の作品にプラスできる要素が増える。例えば革小物が人気なら、革のアクセサリーも作ってみようかな…とか。

作家にとって役立つデータじゃなく、サイトの知名度・評価アップにつながるデータしか公開されてない。
はっきり言って10万円超え作家の育成にはなってないわね。

個人的には、誰か1人の人気作家をピックアップして記事にする紹介よりも数字としてのデータが欲しいわ。どうせその人の真似なんてできないんだし。

モノづくり制作代行サービスが欲しい

海外ではものすごい勢いでピンバッジが流行ってたけど、あれもどっかの工場とかサービスに委託して現物を作ってもらってるわけよね。

日本ではそういうの、少なくない?
作りたいけど形にできない人、アイデアだけ眠ってる層って、既にハンドメイドをやってる人の中にもいると思うのよ。

東京だとシェア工房とかがあって、月額払えばミシンやハンダゴテやレーザーカッターが使えるっていうけど。。行けるか!
そんな一部に限られた話じゃ、生計を立てられる作家さんを多く輩出するのは難しいわね。

イベントやキャンペーンじゃなく、工場とかと提携してモノづくり活動自体の幅を広げることって、minneやcreemaの資金があればできそうだけど。

とにかく、個人でテキトーに委託できる制作代行サービスがあって欲しい。

一応、あたしが使ってみてるのを挙げてみるわ。

■nutte(ヌッテ)

個人の縫製職人さんに、たった1点からファッションアイテムの製作を依頼できちゃうサービスよ。

洋服、リメイク、舞台衣装、コスプレ、ダンス衣装、ぬいぐるみ、ペットウェア、ドール服、子供服、インテリア、入園グッズ、雑貨類、バッグ、帽子などなど…糸で縫うものなら何でも1点から依頼可能。

本格的なものを作るのにもってこい!マッチングサービスだから個々人や依頼内容によって価格は違うけど、まさにアイデアを形にするサービスとしてピッタリ。

こっちで生地や型紙を用意してその通りに作ってもらってもいいし、デザインも材料もなくてざっくりしたお願いをしても、チャットで職人さんが相談に乗ってくれるわよ。ありがてぇ…

公式サイト:あなただけの縫製工場【nutte】

■canvath(キャンバス)

デザインが出来る・イラストを描ける人にオススメなグッズ制作サービス!
BASE使ってる人には特にいいわよ。

流れを説明すると…

①デザイン・イラスト・写真をアップして、スマホやマグカップなどのフォーマットに当て込む
②自分のネットショップで、好きな価格をつけて販売
③売れたらcanvathに発注依頼をかけて、プリントしてもらう
④canvathから納品書入りでお客様の元へ届く

って感じね。原価がかなり安いし、在庫を抱えなくて済むのがメリット。お客様の元に届くまで2週間ほどかかるのが少しネックだけど。

そしてなんと、みんな大好きネットショップのBASEと連携してクリックひとつで出品できちゃうの!
連携していれば、お客様の情報入力が自動でされて更にラクチン。
発注すべきものがリスト化されて表示されるから、自分で1つ1つ発注するよりも確実ね。

公式サイト:Canvath/キャンバス

公式サイト:無料ネットショップ開設 BASE

新たなハンドメイドサイトも出たみたい

なんか、ハンドメイドサイトが新しく出来たみたいよ( ゚∀゚ )

これ↓

ほーーん。つまりこういうことみたい。

もともと、「ココナラ」とは誰かのスキルや経験を売買できるマッチングサービス。

「ココナラ」の既存ユーザー35万人に対して、ハンドメイド作品を販売できるサイト【ココナラハンドメイド】を新設。作家さまを募集しちゃいます!
既に「ココナラ」で、積極的に誰かのスキルや経験を購入している35万人のユーザーにとって、ハンドメイド作品は大きな魅力。
他のハンドメイドマーケットにはいない潜在的な顧客層に、オーダーメイドなどのご要望を受けることなどで販路を拡大できます。
(もちろん、今後も新規購入ユーザー獲得に向けたプロモーションを行う予定なので、利用ユーザーが増える見込みもアリ!)

なるほどね~。既存ユーザーが多いから、ハンドメイド作家にとっては確かに需要の掘り起こしになる。
ココナラにいる人は何か頼みたくて来てるわけよね。つまりminneやcreemaと違って他の店との差別化が重要になるだろうから、オーダーメイドが主流になりそうね。

ただ作品を並べたいというよりは、お客様と相談しながら一品一品丁寧に仕上げたい人に向いてるんじゃないかしら?

ちなみに、出品料は他と同じく0円!
今はオープン記念 販売手数料 無料キャンペーン中だって。
(※終了時期未定 キャンペーン終了後は手数料10%)

これいいなぁ。あたしも登録してみよ。
あたしはイベント出店とかしないから、オンラインで拡大できるところがあればやっときたいのよね。

公式サイト:ココナラハンドメイド

終わりに

生計を立てるって難しいわね。
あたしが難しいと感じているのは…

・質のいいものをなるべく多く生み出し続けること
・お客様の需要を把握すること
・モノ自体だけでなくお客様への気遣いも毎回必要なこと
・たまにはクーポンやキャンペーンを出すこと
ツイッターとかでの宣伝をし続けること

これ難しいとか言い出したらハンドメイドできねーじゃねーかwwww(スマン)

でも一番難しいのは「質のいいものをなるべく多く生み出し続けること」ね。

市場が成熟すれば、必ずお客様の要望って上がっていくから。

だからもっと制作代行サービスが増えて欲しい。それもうハンドメイドじゃねーじゃん!って言われるかもしれないけど、あたしは個人のアイデアが形になることが重要だと考えているの。

それが商業製品との違いの本質部分かなと思う。

アデュー。

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